「あっぱれ劇場めでたしめでたし」は、

むかし話が次々と出てくる、2人芝居です。2人とも劇団風の子の出身です。

むかし話は、決してハッピーエンドではないお話でも「めでたしめでたし」と終わります。

何があっても前向きに生きたい、幸せに生きたいという楽天性だと思います。
むかし話の楽天性と面白さを子どもたちに伝えたい、笑いながら明るく生きて行こうという思いで上演しています。

保育園での公演が多いので、出てくるむかし話は

「タニシとトラ」「タコとメバル」「おしょうさんとこぞうさん」など、

生き物が出てくる、わかりやすいお話ばかりです。

うちわやパネル、ザルなどを使い、視覚的にも楽しめます。

また、てんとう虫などがすもうをとる「こんまいずもう」や、

獅子舞、おめでたい「めでたい節」など、
むかし話をつなぐ演目もたくさんあります。
和太鼓など、生の楽器の演奏です。

全ての演目が、会場の子どもたちと呼応して進んでいきます。

会場で一番楽しんでいるのは、出演者とさえ言える作品です。

小さい子どもからお年寄りまで楽しんでいただけると思います。

ぜひ、たくさんの方をお誘いいただき、会場でご一緒に楽しめましたら幸いです。

ただじゅん企画
多田純也